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相模川の冬

 冬の相模川は、冬枯れで寂しくなる。年々暖かくなったが、冷え込む朝には、けあらし(川面から水蒸気が立ち上がること)が見られることもある。その中をカワセミやコサギが飛ぶ。カルガモは丸くなって眠りから覚める。雪が降ることは少なくなったが、一面雪景色の相模川は美しい。雪の中のカワセミやタゲリなどの写真をずいぶん撮影したが、雪の写真は露出が難しい。雪が降れば一目散に朝早くから相模川へと急ぐ。のんびりしていると雪はあっという間に溶けてしまう。また、釣りの朝まずめ、夕まずめではないが、朝や夕方は鳥の動きが多い。また、光がきれいで写真になるチャンスが多い。
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 冬の相模川では、ユリカモメやジョウビタキ、ノスリ、オオタカ、ハヤブサ、クイナ、ハギマシコやオオマシコなどが観察できる。ハギマシコやオオマシコは相模川でも上流の城山湖や宮ヶ瀬湖などの山の方で群れて餌捕りをしているのが観察できる。もっと上流の山中湖周辺では、カケスやイカルなどが面白い。
 近くの雑木林の中では、ルリビタキやトラツグミが観察できる。畑周りでは、ツグミが多く見られるようになる。タゲリの羽の色は光が当たると緑や紫色に輝いて美しい。ドバトの群につっこむオオタカやハヤブサは、迫力がある。
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 冬の相模川にはミサゴがよく姿を見せるが、魚が少なくなったのか、なかなか飛び込むチャンスは少ない。それでもねばり強く狙ったものである。ミサゴは魚がいそうな所では、ホバリングをして頻りに魚を探す。そのポイントでは何度か旋回してみせる。そんな時がダイビングのチャンスである。その時には、ファインダーから目を離さず、ミサゴの姿をピントをはずさず狙い続ける。そうすれば、豪快なダイビングの瞬間を捉えることができる。何日も通い続け、そのチャンスを窺う。ねばり強い気持ちがなければその瞬間の感動的な写真は撮れない。 
 他の鳥の写真でもそうであるが、ねばり強く、根気強く、我慢して、その時、その瞬間を待つ。そんな気持ちがなければ、良い写真は撮れない。ともかく、ねばり強く、何度もそのチャンスがあると思ったら、通い続けることである。「継続は力なり」私の座右の銘である。何でも永年続けていれば、いつかは必ず成果がある。そう願ってどんなことでもつらいことがあっても、堪え忍び続けてみよう。そうすれば、いつかはきっとチャンスに恵まれる。私は、そんな気持ちで写真を撮り続けている。いつかは、すばらしい写真を世に発表することができると。(そんな信念が持てるようになったのは、野鳥写真を始めてから十何年も経ってからのことである。)

 真冬の相模川には、ハクチョウも姿を見せることがある。群をはぐれ、迷ったのかもしれない。私が冬の相模川でハクチョウを初めて見たのは、昭和橋の下流であった。冬の相模川にいつものようにぶらりと出かけた時のことである。川面が少しもやっている対岸で丸くうずくまっているオオハクチョウを見つけた。相模川でも、ハクチョウがいるのだとその姿を見つけた時には、感動したものである。そのニュースをある新聞社に電話してみたが、「まあ、季節のニュースには・・・」という反応であったため、それ以上は話をしなかった。私にとっては、大ニュースだったのであるが。
 私は、その年、その年、暇さえあれば相模川に通い続けた。年と共に朝早く目が覚める。目が覚めたら、夜明けは近い。急いで、夜明け間近の相模川へと向かった。早いときには朝の三時には河原にいた。出勤前の一仕事であった。そんな日々が永年続いた。そのために体をこわしたとも言えるだろう。そりゃそうでしょう。夕食は少し摂っただけでその後はアルコールを摂取して(その当時はウイスキーのロック)酔っぱらって眠るという日々であった。当然体をこわすでしょう。(今も同じような生活が続いているが、ウイスキーが焼酎に変わったことと、朝、目が覚めてもすぐに行動しようと言う気力が失くなったたことであろうか。)
 私はその頃、家族のことはあまり考えていなかった。というよりは、私は、家族に見捨てられていたのかも知れない。女房も娘たちもうるさくは言わなかった。もう諦めているのか、あきれているのか。そんな家族であったから、私は自分の趣味に没頭できた。家族に深く感謝をしている。家族を顧みないで本当に申し訳ないと思う。(今更そんなことを言ってもというのが家族の本音であろう。)
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 相模川は、山中湖を源流として、山梨県の桂川、道志川から繋がる。上流、中流、下流とその流域には、いろんな野鳥が観察できる。その相模川に通い続けて二十年以上になる。
 私のフィールドは相模川である。そのフィールドが大きく変わってきた。
  かつての相模川では、一年を通して百二十種類くらいの野鳥が観察できた。しかし、このところ、その数と種類はめっきり減ってきた。相模川流域の開発が進み、野鳥が棲める環境が大きく変化したためであろう。かつては、ここでこんな鳥が見られたのに、今では見られなくなったという場所が多い。田名望地のヤマセミを初め、田圃で見られたタマシギなどのシギチ類もめっきり減ってしまった。コアジサシの繁殖場所はなくなった。それに比べカワウの群が多くなった。
 川には、大型ゴミが捨てられ、プラスチックやビニールの袋が捨てられる。ゴミの不法投棄も大きな問題である。キャンプやバーベキューを楽しんだ人たちが、たくさんのゴミを平気で捨てていく。そのゴミが山となっている場所もある。かつては、どこでも河原に車で入れたが、今では車で入れる河原が少なくなった。車で河原に入ることこそ問題なのであるが。
相模縦貫道が開通すれば、東名高速や中央高速、関越道、東北道などと繋がり、大変便利になる。しかし、その開発は、相模川流域の田圃や畑をつぶしてしまった。また、交通量が多くなれば、その環境はもっと悪くなる。相模川の野鳥たちは、もっと少なくなっていくのであろうか。
 私は、この変わりゆく相模川をいつまでも見つめていきたい。
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by tuyoasasiyama | 2009-07-24 21:43
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相模川とその周辺及び各地の野鳥撮影記録と気ままに綴った私の日記です。Commentsをクリックしてご意見ご感想をお寄せ下さい。写真をクリックすると拡大画面で御覧頂けます。
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