ゴールデンウィークの後半、写真仲間と2人で三宅島へ行って来た。3日憲法記念日の日、午後10時20分に東京竹芝桟橋を出航。ただし、条件付き。波が高く三宅島に寄港できない場合は、そのまま御蔵島、八丈島へと向かうという。それでも天気は回復状況にある。必ず出航すれば三宅島には寄港できると信じて。
ゴールデンウィークの後半でしかも前日荒天のため、欠航。船中は満席状態。私たちは、リクライニングの椅子席。最も安い席。2等のごろ寝席よりは、気を使うことなく寝れるだろうと思ってその席を予約した。
しかし、甲板上や通路にごろ寝する客が多くいて本当に最も安い席であったのだろうか。そんなことを思いながら、沖合に出ると波はにわかに高くなりうねりも出てきた。それでも三宅島には必ず寄ることができる。天気は良くなり、波は静かになると信じた。
翌朝、午前4時過ぎ目が覚めてからの船内放送で三宅島を近くにして波が高く三宅島及び御蔵島への接岸作業困難のため、そのまま八丈島へと向かうという。なんということだ。こんなはずではなかった。なんで波は収まらないのか。天気は良いが風が強い。自然を甘く見ていた。条件付き出航というのはこういうことなのか。
八丈島へ着いたのは、午前の9時過ぎであった。八丈島には、ざっと数えて1000人近くの方々が降りただろうか。久しぶりの八丈小富士を見ることができた。八丈島は、30年前に釣りで来たことがあった。懐かしさに慕ったその後、船は御蔵島、三宅島へと帰りの航路についた。
八丈島を出航してからも本当に三宅島に寄って、着岸できるのか不安であった。八丈時から三宅に向かう途中御蔵島への寄港は困難ということで三宅島へ向かうという船内放送。三宅島も無理か。三宅島には必ず。願を掛けた。船内では眠れなかった。
三宅島に近づいたのは午後2時過ぎ。竹芝桟橋を出てから12時間。疲れたけれども、三宅島への上陸が果たせることを考えるとその疲れは吹っ飛んだ。波は高いけれでも、何とか接岸でき、上陸できることを願った。三宅島への接岸作業を知ったときにはほっとしたものである。これでやっと三宅島へ上陸できると。
三宅島では予約していたレンタカー会社の方が迎えに来ていてくださり、早速レンタカーを借りてアカコッコ館を目指した。そこで三宅島の成り立ちや三宅島の固有種のアカコッコやイイジマムシクイなどの話を聞き、また撮影ポイントを教えていただいた。その日は教えてくださった場所の下見をして終わった。
次の日、教えていただいた撮影ポイントをいくつか回って何とか今回の目的であったアカコッコやイイジマムシクイなどの撮影をすることができた。カラスバトやミヤケコゲラなども観察できたが、写真に収めることはできなかった。大地池や伊豆岬も探ってみたがさえずりは聞こえるが、その鳥の姿を撮影することはできなかった。
永い船旅であったが、充実した連休であった。いつかもっとでかい豪華客船で世界一周でもという夢をかき立てる旅であった。
それにしても三宅島上陸への航路は遠かった。
